規制の更新

1. セルビア政府がデジタル資産に新しい規制を導入

セルビア政府は12月29日に新しい法律を正式に施行し、デジタル資産および関連サービスの発行と取引を許可しました。この法律草案は最初に10月に発表され、11月下旬に立法者によって承認されました。新しい規制は、デジタル資産サービスプロバイダーが事業を行うためには規制機関の許可を取得しなければならないと要求しています。この法律は6ヶ月後に全面的に施行される予定です。

2. 北京はデジタル経済と金融イノベーション計画を開始します

北京市委は最近、全体会議を開催し、来年はグローバルデジタル経済の模範都市建設など多くの業務を重点的に推進することを強調しました。計画には、新型インフラ投資の拡大、デジタル経済のアプリケーションシーン「十百千」プロジェクトの実施、ブロックチェーンサービスプラットフォームの構築、法定デジタル通貨試験区域とデジタル金融システムの構築を開始することが含まれています。さらに、北京はデジタル貿易を積極的に拡大し、国際的な情報産業とデジタル貿易港、国際的なビッグデータ取引所、デジタル貿易試験区域を建設する予定です。

3. コロンビアが企業の暗号資産購入制限を緩和

コロンビアの企業監督機関スーペリンダンシア・デ・ソシエダデスは最近通知を発表し、国内企業が現行の商業法規を遵守する条件で、ビットコインなどの暗号資産を合法的に購入するための資金を使用することを許可しました。この決定は、2018年初頭にこの機関が暗号通貨投資に対して警戒心を抱いていたことから、規制の態度に大きな変化をもたらすものです。それでも、新しい声明は、暗号通貨が「お金または法定通貨ではない」こと、そして「支払い手段として使用できない」と強調しています。

業界ニュース

1. ビットコインが3万ドルの大台を突破し、市場の動向が注目を集めています。

2021年1月2日、ビットコインは初めて3万ドルを突破し、わずか17日で2万ドルから3万ドルに上昇しました。データによると、ある大手取引所では3.5万枚以上のビットコインが大規模に流出し、その価値は10億ドルを超え、機関投資家の購入行動に関連している可能性があります。ビットコインの時価総額は6300億ドルを超え、世界の資産の中で8位にランクインし、一部の有名なテクノロジー企業を上回りました。注目すべきは、2020年初頭以降、各取引所のビットコインの備蓄が継続的に減少しており、その減少率は18.22%に達していることです。

2. Cover Protocolはセキュリティ事件に遭遇し、新しいトークンを発行する予定です。

12月28日、Cover Protocolの報酬契約に脆弱性が発生し、約1万枚のCOVERトークンが不正に発行されました。その後、ホワイトハットハッカーが大量にトークンを増発し、それを公式に返還しました。Cover Protocolは補償計画を更新し、新しいCOVERトークンを受け取る資格のあるユーザーの範囲を拡大しました。これには特定の取引プールに流動性を提供するユーザーや特定のトークンの保有者が含まれます。

3.機関投資家がビットコイン投資を強化する

あるテクノロジー企業の創業者兼CEOが最近のインタビューで、自社が88,000枚のビットコインを購入したことを明らかにし、現在の価格でその価値は250億ドルを超えると述べました。このCEOは長期保有戦略を提唱し、ビットコインは継続的に新高値を記録する段階にあると考えており、将来的には過去10年よりも価格変動が小さくなると予測しています。また、同社は「ビットコイン戦略」という専用ページを立ち上げ、ビットコインと他の資産クラスの比較データを示し、投資収益やボラティリティなどの指標を含んでいます。

4. 深圳は引き続きデジタル人民元の試験運用を推進します

2021年1月1日、深圳は新たなデジタル人民元の赤包試験活動を開始しました。この活動は福田区が2000万元を出資し、「抽選方式」で社会一般に200元のデジタル人民元の赤包を配布するものです。当選者は指定された商店でこれらのデジタル人民元を使用して消費することができます。これは以前の「礼享羅湖デジタル人民元赤包」活動に続いて、深圳が再びデジタル人民元の適用範囲と試験規模を拡大したものです。